【中途入社社員座談会:後編】KTECエンジニアが語る、多彩な技術への挑戦と成長のリアルストーリー
KTEC中途入社メンバー
「もっと楽しく。もっと面白く。あくなき探究心で。」をパーパスに掲げているKDDIテクノロジー(社内ではKTEC(ケーテック)の愛称)。
中途入社したエンジニア4名に集まってもらい座談会を実施。後編は、KTECでの働き方や福利厚生、やりがいや魅力についての話です。
<【前編】はこちらから>
■充実した福利厚生で実現するワークライフバランス
◇皆さん、仕事とプライベートのワークライフバランスは取れていますか?
全員:取れています!
嶋田:
スーパーフレックスやリモートワークなどの制度をフル活用させてもらっているので、プライベートの時間が確保しやすく、家族との時間が取りやすいと感じています。
出社は月4回程度で、基本はリモートワークで仕事をしているので、合間で家事も出来ますし、子供の学校行事への参加や通院の付き添い、役所用事などは業務の時間を調整して対応することができます。
また、有給休暇を上司や同僚も積極的に取っている環境なので、有給休暇の取りにくさを感じたこともありません。
額:私は入社直後から2年間、実は大学院へ通っていました。平日は仕事終わりに授業を受けていたので、私の場合は“ワークスタディバランス”でしたね。想定以上に大学院の課題をこなすのは苦労したのですが、それでもやり遂げられたのはKTECの制度があったからこそです。自らワーク、スタディどちらも取りに行こうと思えば取れる、そんな環境です。
◇嶋田さんはリモートワークが多いという事でしたが、他の皆さんは1日をどう過ごしていますか?
額:私は大体8時〜9時には起き、10時ごろからリモートで仕事を始めています。11時あたりから基本的にさまざまなミーティングが始まります。私のチームはお昼前に昼会を行い、今日の業務予定や午前中に進めたことを共有しています。
午後は、ミーティングが入ることもあれば手を動かして実装をすることもあります。また、実際に物を触らなくてはいけない開発もあるので、その場合はお昼休憩の時間帯にオフィスに移動します。
ココ:私は基本出社しています。家庭の用事がある時はリモートワークも月に2〜3回程度活用しています。
朝は9時〜9時半に業務をスタートして、メールを確認したり、協力会社から上がってきている進捗や問題点に対応し、10時半からミーティングをします。12時に昼休憩を取った後、13時以降はフィールドやラボに行き、試験の対応をすることもあります。
18時ごろにその日1日の作業や進捗状況を聞き、明日から何をするかの調整をした後、終業します。
瀧澤:私は、大型プロジェクトに携わっているので一見忙しそうなのですが、細かくかつ近いマイルストーンが多いので、毎日22〜23時までやらないと終わらない…という感じではありません。
担当プロジェクトの関係で、KDDIのオフィスで業務をすることが多く、朝10時から4チーム全員が集まっての朝会を行い、その後各チームに分かれてやることを確認するデイリースクラムがあります。その後は、特に打ち合わせなどがない日は作業時間に充て、チームを横断した改善活動やアーキテクチャの検討をするギルドチームの活動に参加し、19時ぐらいには終業するスケジュールです。
◇他にもユニークだと思う制度や文化があれば教えてください。
ココ:KTECには、ゴルフ、麻雀、アニメ、謎解きサークルなど、様々な社内サークル活動があります。私はフィットネスサークルの「ピラティスレッスン」に参加し、良い運動の機会になりました。
嶋田:自分もしくは親族の誕生日に合わせて取得する誕生日休暇もあります。手当金と一緒に有給休暇を1日取得することができます。
他にも、毎週行われる技術系勉強会や、社内交流を目的としたFridayPartyやテックカンファレンスなどのイベントもあり、積極的に参加しています。
■パーパスが導く仕事観。自律型組織を体現する職場文化
◇KTECのパーパス『もっと楽しく。もっと面白く。あくなき探究心で』はどう感じていますか?
ココ:パーパスの「楽しく」「面白く」という部分が好きです。これまでもずっと通信部門をメインでやってきて、今もその分野に携われているのは楽しく、面白いです。
またチーム内のコミュニケーションも、開発5部は出社するメンバーが多いので、顔を合わせて話ができるため、タイミングを見計らって質問や雑談をして、日々楽しく仕事をしています。
額:私もKTECのパーパスが好きです。いろいろなことを進める際の指針になっています。
言われるがままに仕事をするのではなく、今後はこちらから「こうした方が面白い」と提言できる組織にしなければいけないという期待をひしひしと感じているので、それが得意な人たちに入社してもらい、組織の風土を変える事にも取り組んでいきたいです。
瀧澤:キャラクターは違いますが、皆さんパーパスをベースとして持っていると思います。所属する開発1部はもちろん、現在のプロジェクトメンバー全体を見ても、皆さん「楽しくやること」を大事にしていると感じます。
あとは、“社員が幸せであること”や“健康であること”もとても大事にしているなと。私たちが楽しんで技術を扱うからこそ良いものが出来るという価値観が基盤にあり、そこに私も共感しています。とても居心地が良いです。
嶋田:私は、打ち合わせで社内メンバーと話すことが多いですが、“楽しく”“面白く”を意識して雑談する時間を設けています。あとは、部署を超えたメンバーの組み合わせで一定のランチ代の支給を受けられる「ランチサポート」という制度を活用し、コミュニケーションを取るようにしています。それをきっかけに輪が広がっていくことも「楽しい」に繋がっているように感じます。
また、社員が集まるテックカンファレンスという社内イベントが定期的に開催しているので、そこで自分の分野以外を知ることができるところは“探究心”を磨ける瞬間だと思います。
◇また、KTECは自律型組織を目指していますが、ご自身の働き方の具体例があれば教えてください。
瀧澤:案件の切れ目の際など、空いた時間を使って技術的な教訓を資料化し、部内や全社勉強会で共有したり、社内外の発信・交流の場にもできる限り参加するようにしています。
また、 プロジェクトでも技術改善、MTGのメモ取り、困っていそうな人の支援などチームに貢献できる活動を自ら探して取りに行くようにしています。また最近は、開発の中でアーキテクトやリード役を担う機会が増えてきたため、自分の担当タスクをなるべく早く終わらせて、チームを支援する活動やスキルトランスファーの時間を作るような動きを心掛けています。
額:私は、大手企業の広報キャンペーンやテーマパーク向けのコンテンツ開発などで、先端技術の実装をマネージメントと開発の両面から担当しています。そういった際には、常に最新の動向をキャッチアップし、提案型の仕事を心がけています。最終需要者が本当に欲しいものを考え、言われた仕事を惰性でこなさないよう気を付けています。
■KTECでの挑戦が、自らの手で生み出す価値に繋がる
◇業務の中のどのような部分でやりがいを感じますか?
額:KTECは社会実装だったり、地方創生であったりと社会的なテーマに取り組むことも多いので、成果物が形になり世の中へ公表され、社会に影響を与えているなと思うときにやりがいを感じています。それによって刺激を受けた人が次何かもっと面白いものを作ってくれるのではないかということを期待できるのも、KTECならではの影響力だと考えています。
現状関わっている案件では1〜4人の小さなチームで進めているのですが、これからもっと拡充し、ALL KDDIとして自分たちにしかできない、世の中にない価値を提供していきたいなと思っています。
ココ:過去で言うと4G LTEや5Gなど、新しい技術が出てきたときにワクワクしました。最新の技術に他社よりも早く触れられるところはKTECならではの良さではないでしょうか。また、日本国内だけではなく海外のベンダーとやり取りできるグローバルな点もKTECの魅力であり、やりがいを感じられる部分だと思います。
私は将来、通信機器を入れた製品をKTECとして作って世の中に出したいと思っています。そのためにPMになって経験を積み、自信を持てる製品を世の中に出すことを目指していきたいです。
嶋田:私は、自分が作ったものを身近な人が使っていて「いいね」と言ってくれたときにやりがいを感じます。ココさんが携わっている「あんしんウォッチャー」をユーザーとして利用していますが、私の妻が「機能がアップデートされて歩数が分かるようになっていいね」と褒めてくれてうれしくなりました。そういった物を作ることができるのはKDDIグループのKTECならではだと思います。
瀧澤:私も、自分たちが作ったものが世に出て、触ってもらえていることを感じる瞬間はやはりうれしいです。そして、新たな技術を使って開発する機会が多く、その点も楽しさとうれしさを感じます。
また、メンバーの強みを見出して、活きる場所に配置してくれたり、手を挙げたら挑戦させてもらえたり、KTECは新しいチャレンジを受け入れてくれる環境です。かつ学ぶ環境も最大限にバックアップしてくれるので、そうしたことも含めて成長できる環境にやりがいを感じています。
◇最後に、求職者の方に伝えたいKTECの魅力とは?
瀧澤:KTECにはお仕事に情熱的な方が多くいるという印象を持っています。情熱の向かう先は人それぞれだと思いますが、プロダクトに対する情熱、技術に対する情熱など、みなさん何かしら情熱を持ってやられているように感じます。
また、開発の部署ごとに案件の内容や在籍メンバーの得意分野、バックグラウンドが大きく異なり、KTEC内には様々な「その道のプロ」がいらっしゃるので、自分のクライアントから突然専門外の相談が来たとしても、他部署のその道のプロの方に相談に乗ってもらうということができたり。そういう面で「TeamKTEC」はとても頼もしいなと感じています。
額:〝裁量権〟や〝自由〟もKTECを表すキーワードです。最先端の技術とそれに関連する業務に触れながら、自分で考えてチャレンジしていけます。やる気のある人がちゃんと報われる仕組みが出来ているのも強みなので、どんどん前向きにチャレンジしてもらいたいです。
◇仕事の楽しさややりがいを共有し、成長後押しするKTECの環境が、エンジニアたちの情熱を支えていることが伝わってきました。
瀧澤さん、額さん、ココさん、嶋田さん、たくさんのお話を伺わせていただきありがとうございました!
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