個性豊かなKTEC社員にスポットを当てるKTEC TIMES。今回は、中途採用で入社したばかりの黒瀬美帆さん（取材時はOJT期間）の記事をお届けします。転職を考えるようになったきっかけとは。そして、その課題はKTECに入社したことで解決されたでしょうか。KTECの印象についてもお話をうかがいました。

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開発5部　黒瀬美帆さん

2025年3月に中途採用にて入社。
現在は、KTECで開発したアプリケーションの動作確認や検証を担当している。趣味は、スポーツ観戦と自らネイルをかわいくすること。

プロジェクトマネジメントの技術を身につけ、育成にも携わりたい

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― 現在、KTECではどのような業務に携わっているのでしょうか。

主に、KTECで開発したアプリに対する品質評価を担当しています。できあがったものに対して、それが計画通りにできているか、エラーがでないかなどを細かくチェックしていく業務です。派遣のスタッフさんも含めてチェックをしていくので、その指示出しや取りまとめも行います。

ある程度のチェック項目は開発チームから上がってきますが、どのようにチェックするのがよいのかなどを書き出して、プロジェクトチームのメンバーと認識合わせをするようにしています。主にアプリの検証が多いので、スマートフォンのあらゆるバージョンや表示モード（ライトモード、ダークモードなど）でのチェックが必要になります。確認する範囲の広さや細かさはこれまで経験したことがなかったので、OJTをしてもらいながら学んでいるところです。

― 業務の中で、心がけていることはありますか。

チェックする項目表や結果の記入は、自分だけが見るものではないので、できるだけわかりやすく、疑問がでないような書き方を心がけています。それでも、派遣さんから質問を受けることはあるので、それを次の案件に生かせるように、よりよいものに更新できるように考えています。

今はまだOJTをしてもらっている最中ですが、少しでもわからないことがあったら、できるだけ速やかに解消したいと思っています。とはいえ、すぐに先輩や上司に質問するというのではなく、自分なりに「こうしたらいいのではないか」という案を考えてから、質問をしたり意見を聞いたりするようにしています。

小さな疑問の解消やトライアンドエラーの積み重ねは、私自身のレベルアップにもなりますし、KTECというチームとして仕事の精度を上げるという意味でも、大切なことだと思っています。

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―今の目標や、現時点でやってみたいことはありますか？

今は、品質評価として仕上がりのチェックをするのが主な業務ですが、徐々に見積もりを作ったりコスト管理をしたりと、マネジメントの要素が加わります。もともとプロジェクトマネジメントのスキルもアップしたくて転職したので、早く今の仕事を覚えて、コストやマネジメントの仕事にチャレンジしたいですし、先輩たちのように円滑に案件を回せるようになりたいです。

先輩は、私に対してできることをきちんと褒めてくれますし、まずは話を聞いてからアドバイスをしてくれます。今後、派遣のスタッフの方たちと仕事をすることも増えるので、そういう対応も先輩のやり方を真似しながらやってみるつもりです。

また、今はOJTをしてもらっているのですが、経験を積んだ先でいずれはOJTをする側になれたらと思っています。

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転職を意識したのは、孤独な職場で将来が見えなくなったから

―前職はどんな仕事をしていましたか？

KTECに転職したのは、2025年3月なのですが、それまでは７年間ほどWEBサービスの品質保証の仕事をしていました。主に、金融系企業のシステムや携帯電話の契約システム、企業の経理会計ソフトなど、機密性の高いものが多かったので、委託先に常駐し、クライアントのプロジェクトチームに属して業務を行うものがほとんど。
案件によっては、プロジェクトマネージャーを任せていただき、案件の中の一部に対して、チームで円滑に確認作業ができるようにタスクやスケジュールの管理を行っていました。

―転職を考えはじめたのには、なにかきっかけがあったのでしょうか。

委託先に一人で常駐して業務を行なっていたので、帰属意識持てず、どこかでいつも孤独感や不安感がありました。このままでいいのかなと思いはじめたのが、ひとつの常駐先での業務が終わった昨年2024年の９月頃です。でも、自分の中で転職理由を言葉にする自信がなかったので、もう少し様子を見ようと思い別の委託先に常駐して仕事を続けていましたが、やはり以前からの不安は拭えず……。

常駐先には下請けとして入っているので、どうしてもやりとりはフラットにはならず、コミュニケーションにもそれが如実に現れます。どうにか仕事がしやすい良い状態に持っていけないかと考えても、一人で常駐しているので状況が分かる上司や先輩に相談することも叶いませんでした。

そして、日頃の孤独感や不安が積もり、あらためて自分が将来どうなっていたいのか考えたときに、やっぱり転職してキャリアアップしよう、とようやく決意ができました。

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―KTECのことはどのようにして知ったのですか？

転職は、初めはエージェントに登録して探していたのですが、同時に自分でも品質保証の仕事の経験を生かすことができそうな会社を調べていました。その中で知ったのがKTECです。KTEC TIMESも読んでいて、中途採用の方が多いことを知り、働きやすそうだなと思ったのが第一印象です。

また、結婚や出産などのライフステージの変化も見据えて、長く働ける会社を求めていたので、フルフレックスというスタイルは魅力的に感じました。WEBサイトに掲載されているパーパスにも共感できたので、思い切って応募しました。

KTECの評価制度と目標設定で、仕事への意識が変わった

―入社してみて、前職で持っていた不安感などは払拭できましたか？

はい、解消されました。転職して特に大きなちがいを感じているのは、評価と目標設定です。

前職では、側で日頃の成果や姿勢を見てくれている人もいないので、仕事を依頼してくれる営業担当の人にアピールしないと評価に繋がらず、モチベーションを上げることができませんでした。また、常に次々と依頼される目の前の仕事をこなすだけで精一杯で、目標も立てづらくなってしまっていましたし、キャリアアップについて相談できる人もいませんでした。

しかし、KTECでは部長やOJTを担当してもらっている先輩がきちんと見て評価してくださいます。チームとして関わった案件を部会で紹介してもらったこともあり、そういうところで役に立てている実感や存在意義を感じることができました。

できたことを評価してもらえるのはもちろんですが、上司との対話を通じて、できていないこと、できるようになるとよいことが明確になると、仕事へのモチベーションや向上心も上がります。KTECに転職して、仕事への意識は大きく変わったと思います。

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―KTECの働く環境について、印象や思っていることがあれば教えてください。

風通しのいい会社だな、と入社してすぐに思いました。働いている人たちはみなさん心に余裕があって、仕事のこともそうでないことも話しやすい空気があります。

今は、機密保持の関係で社内でないとできない作業がある時や、部会などのミーティングがある日を中心に週に２、３回は出社していますが、そこにもストレスはありません。出社日には、部署関係なく研修で仲良くなった方とランチに行くこともありますし、会社で企画してくれた交流会に参加することもあります。

また、みなさんちゃんとお休みを取っていると聞いて、それもいいなと思っています。私は、いろいろなジャンルのスポーツ観戦が趣味なので、試合の予定もチェックしながら計画を立てようと考えているところです。

―仕事で悩みを抱えていた過去の自分に、今アドバイスしたいことはありますか？

「悩み続けなくていいよ、転職してもいいんだよ」と声をかけたいですね。

少しの違和感を持ちながらも、まだタイミングじゃないかな、もう少し頑張ったら変わるかもしれない、転職に失敗したらどうしよう、と転職のタイミングを逃し続けていました。
もちろん、長く勤めることで学ぶことや経験になることもありますが、早く気づいて転職することで、もう少し若いうちにキャリアを積むことができたのではないかと思っています。

目標が持てなくなったり、キャリアアップのビジョンが見えなくなったりしたら、転職への行動を起こしてみるのもアリ。そう思えるようになったのはきっと、KTECに転職してよかったと感じているからだと思います。

これからできる仕事が増え、また新たなやりがいに出会うのが楽しみです！

―ありがとうございました！

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