不安のない産休・育休、復職後は自分の裁量で思い切り挑戦できる。KTECで実感した本当の働きやすさ

「 もっと楽しく。もっと面白く。あくなき探究心で。」をパーパスに掲げるKDDIテクノロジー(以下、KTEC)。当社では、社員が安心して産休・育休を取得し、復職後も変わらずキャリアを積み重ねられる環境が整っています。
今回は、KTECで産休・育休を取得した開発5部プロジェクトマネージャーの渥美天羽さんと、制度サポートを担当する事業統括部の幸坂蕗さんに、実際の体験談やKTECならでは魅力などを聞きました。
開発5部 渥美 天羽さん(写真:右)
事業統括部 幸坂 蕗さん(写真:左)
□渥美 天羽(あつみ あげは)
2023年1月にリファラル採用にて中途入社。
主にKDDI系アプリサービスのQAを担当。自称KTECイチ愛社精神の強い女。休日は夫と3人の子どもたちと自宅でのんびり過ごすのが好き。
□幸坂 蕗(こうさか るう)
2025年5月に中途採用にて入社。
事業統括部内の人事部門として、主に給与、社会保険手続きなど
労務関連の対応を担当。旅行やサウナが好きで、フィンランドに行くことが今の夢。
不安を感じることなく、産休・育休を取得できた理由
― まずは、KTEC入社後に渥美さんが産休・育休を取得した時期を教えてください。
渥美 天羽(以下、渥美):2024年5月から2025年3月まで、第3子出産のために産休・育休を取得しています。前職で上の2人を出産していたので、KTECで制度を利用するのは今回が初めてです。取得を決めたとき、「自分が休むことでプロジェクトが滞るのではないか」といった休業中や復帰後における業務面での不安はほとんどありませんでしたね。
― なぜ、不安がほとんどなかったのでしょうか?
渥美:社内には、お互いの状況を理解して助け合う風土があるからです。「産休や育休は特別なことではない」という雰囲気があり、男女問わず子育て中の社員もたくさんいます。「今日は授業参観で業務を抜けます」「子どもが急に熱を出したので在宅に切り替えます」といったことが日常的に起こる職場の中で、自分も周りの人と同じようにサポートしてもらえるだろうと安心できました。
幸坂 蕗(以下、幸坂):KTECには幅広い年代の社員がいて、男女ともに育児経験者が多いんです。そのため、仕事と子育ての両立を特別視する人がほとんどいないので、たとえば社内で妊娠したことを報告しても嫌な反応をされるイメージがありません。
渥美:実際、まず上司に妊娠を報告したら「おめでとう!」と心から祝ってもらいました。安定期に入ってから全体にお知らせたしたときもネガティブな反応は一切なく、「おめでとう!」「高いヒールは危ないから気をつけてね」といった温かい声をかけてもらい、安心して産休・育休に入ることができたんです。
幸坂:いくら制度が整っていても、社内メンバーの理解がなければ取得は難しいはずで、こうしたアットホームな雰囲気こそがKTECの強みであり、制度活用のしやすさにもつながっています。とはいえ、アットホームな雰囲気を築くのは容易ではないので、既存メンバーの方々がその土台をつくり上げてくださっていたことは、この会社に入社して嬉しいサプライズでしたね。
手続きから復職まで、安心して委ねられるサポート体制
―妊娠の報告後、事業統括部のサポート体制はいかがでしたか。
渥美:産休・育休に関する手続きや計算のほとんどを対応してくださったので、その流れに沿って進めるだけで済み、出産や育児に集中できました。
初めての出産や、私のように久しぶりの出産で制度が変わっていると、「何をいつすればいいんだろう?」となりがちです。しかし、KTECでは手続きのスケジュール感や、手続きに必要な提出書類の期限などをまとめた資料を最初に渡してくれ、産休開始日なども計算した上で教えてくれたので、自分で調べたり計算したりする必要がなく助かりました。
幸坂:事業統括部では、法改正の多さや男性の育休制度の拡充も踏まえ、男女別に必要な手続きを整理した資料を作成しています。制度が複雑化し、「いつ何を申請すればいいのか」「誰が使えるのか」が分かりづらくなっているので、出産を控えた方が不安を感じないよう、まずは資料でサポートするようにしているんです。
渥美:第3子出産ではKTECで働く夫も育休を取得しましたが、その資料のおかげで「ここに書いてあるとおりに対応してね」とお願いしやすかったです。また、資料には申請しないと受け取れない「お祝い金」など、KTEC独自の福利厚生も記載されていて、読んで初めて知ることができ、出産後に慌てることなく申請できました。
―資料以外には、どのようなサポートが印象的でしたか?
渥美:休業中に疑問があったとき、事業統括部の方とチャットでやり取りできたのが助かりましたね。「給付金の支給時期はいつですか」「保育園入園に必要な書類を作成してください」といった相談が気軽にできるし、すぐに返事が返ってきたので早く解決できたんです。他部署の人でも相談しやすかったのは、普段から距離が近く、話しかけやすい関係があるからだと思います。
幸坂:そうですね。日頃からチャットで業務内容をやり取りしているので、連絡したことのある担当者には気軽に相談できるはずです。また、オフィスでは開発部と事業統括部が同じテーブルで作業することもありますし、社内では世代別の交流会も開かれています。部署を問わず関わる機会が多いことで、チャット内でも話しかけやすい関係が築かれているのだと思います。
―産休・育休中のチームとのコミュニケーションはいかがでしょうか。
渥美:部署内のメンバーとはプライベートでも仲がよく、休業中も家族ぐるみで交流があったので、疎外感を感じることなく復職できました。復職時には「あ、おかえり!」と温かく迎えてもらえて、「復職したばかりだから、1か月ほどは業務量をセーブして進めていこう」と配慮してもらえたおかげで安心して仕事に戻れました。
手厚い制度が実現する自由な働き方とキャリアの継続
―復職後の働き方で、KTECならではの特徴的な部分を教えてください。
渥美 :KTECはスーパーフレックス制度でコアタイムがなく、月単位で労働時間の合計を満たせばいいので、育児に合わせた柔軟な働き方ができます。たとえば、早く終業したい日は早朝から仕事を始められますし、夜は子どもの世話を終えた後に1〜2時間だけ働くことも可能です。
ハイブリッドワーク(※)も認められているので、保育参観のために2時間だけ抜けても、前後は在宅で業務を進められます。そのおかげで、短時間勤務をする必要はなく、週1回程度の出社でも仕事に支障が出ません。こんな柔軟な働き方ができるのは部内メンバーの理解もあるからで、みんなも同じような働き方をしているんです。
※自分が選択した場所(オフィス・自宅など)で働くことができる制度
―これらの制度のほか、子育てと仕事の両立を支える制度には、どのようなものがありますか。
幸坂:国が定めた制度の一つに「子の看護等休暇(※)」があります。多くの会社では無給扱いになる場合がありますが、KTECでは有給扱いです。KDDIグループ本体と同等の手厚い福利厚生を備えることで、休職中や復職後の給与面の不安を軽減できることは、子育て中の心強いポイントになると思います。
※子どもの看護や予防接種などに対応するための休暇制度。小学校入学前の子どもが1人の場合は年間5日、2人以上の場合は10日取得可能。
渥美:「子の看護等休暇」は1日単位だけではなく、時間単位で取得できるのも助かりました。「通院のために2時間だけ休みたい」といった場面で、子どもの状況に応じて柔軟に使えるのが便利だなと実感しています。
―産休・育休は、渥美さんのキャリアにどんな影響を与えましたか。
渥美:復職後のキャリアに特に影響はなく、理想のキャリアを諦める必要もありませんでした。むしろ、休職前よりも復職後の今のほうが、やりたいことに挑戦しているので忙しいくらいです。周りのメンバーも仕事をどんどん任せてくれるので、自分が希望すれば、やりたいことに思い切り挑戦できる環境があります。おかげで、子どもがいることを理由に、やりたいことを諦めるマインドにはならないですね。
幸坂:「出産や育児をきっかけに、自分の理想のキャリアに進めないのでは」と不安に思う方も少なくないでしょう。しかし、KTECでは復職後に原則として前の職場・前の業務に戻れるため安心です。加えて、スーパーフレックス制度もあるので、本人の能力や意向を踏まえてキャリアアップしやすく、自分次第で理想のキャリアを描ける環境が整っています。
このように、自分の裁量で自由に挑戦できる環境があることで、「もっと楽しく。もっと面白く。あくなき探究心で。」というKTECのパーパスを体現しやすくなり、KTECならではの期待を超える製品・サービスを生み出すことにつながっていきます。そのために今後も、社員のみなさんの声をどんどん取り入れていきながら、制度や環境をさらにブラッシュアップしていきたいと考えています。
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