事業推進部　泉川 さくら

幅広い技術とアイデアを組み合わせて
お客様に提案できる環境に惹かれた

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新卒で入社した30名規模の開発ベンダーでは、お客様であるインターネット広告会社に常駐し、SEとしてWebシステムの改修や機能追加開発を担当していました。やりがいのある仕事ではありましたが、私は人と会ったり話したりすることが大好きなので、次第に「お客様ともっと親密にコミュニケーションを取りたい」という思いが強くなり、ITの知識を活かして課題解決のための提案ができるコンサルタントやプリセールスのような仕事がしたいと考えるようになりました。

転職先としてKDDIテクノロジーを選んだ理由は、特定のパッケージをそのまま提供するのではなく、アプリケーションやハードウェア、さらにはAI、IoT、XRといった幅広い技術とアイデアを組み合わせることで、お客様の課題や要望に合わせたソリューションを提案ができるフィールドがあったことが大きいです。毎日同じルーティーンを繰り返すような仕事ではないので、案件ごとに新鮮な刺激が得られると考えたほか、自分が企画したソリューションでお客様の課題やお困りごとに貢献する喜びを感じられると思い、入社を決意しました。

外観検査の機械化・自動化を推進することで
現場で働く人たちの作業負担を軽減したい

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私が所属する事業推進部では、KDDIテクノロジーの様々な開発部門と連携してお客様への提案を行っています。その中でも私は「AI×外観検査ソリューション」の領域を中心とするソリューションを担当しています。
大規模な会場で開催される展示会などに自社ブースを出展し、会場を訪れる製造業やインフラ業界、IT業界のお客様の課題をお伺いすることから始まり、その後は開発部門のメンバーと話し合いを重ねながら、お客様に提案すべきソリューションの内容を練り上げていきます。最近では、展示会での出会いをきっかけに、大手完成車メーカー様の国内工場への導入が決定したほか、食品製造業メーカー様の工場での実証実験の話も進んでいます。

多くのメーカー様の製造現場では、現在でも人の目に頼った外観検査が行われています。私たちの提案するソリューションで外観検査の機械化・自動化を実現することができれば、お客様の工場の生産性向上に貢献できるだけでなく、検査業務を担当する方々の作業負担を軽減することもできます。直接対面する担当者の方に喜んでもらえるだけでなく、製造現場で働く多くの人々に価値を届けられることにも「この仕事のならでは」のやりがいや醍醐味があると考えています。

技術を学び続ける意欲さえあれば
常に新しいことに挑戦できるフィールド

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当社の「AI×外観検査ソリューション」が多くのお客様から選ばれている最大の理由は、認識精度の高さを支えている高度な技術力にあります。たとえば大手完成車メーカー様のフィジビリティ検証では、初回の検証で90%以上の精度を達成し、さらにチューニングを重ねたことで99%まで認識精度を向上させることができました。この検証の結果により、その後の本開発と導入が決定したのです。
さらに当社は、カメラやロボットを扱う様々なメーカー様と協業しており、お客様が必要とするシステム一式をトータルソリューションとして提供できる体制を整えています。また、画像系のAI以外にも人体の骨格推定やOCR（文字認識）の技術に関する知見も有しているため、様々な課題解決手法の中から、お客様の課題に合ったベストなご提案を選択できる強みもあります。

このようなソリューションを適切に提案するためには、当社が誇る幅広い技術領域や、これから世の中に登場する新しい技術を学び続ける意欲が必要になりますが、「常に新しいことに挑戦し続けていたい」というタイプの方は、刺激とやりがいを感じながら楽しく働き続けることができると思います。